今日はCDの発売日。

3月4日。
Riverside Creatureの新譜『希望のかけら』発売日です。
無事にこの日を迎えられました。おかげ様の様々です。
パッケージした商品を製造する業者さんに、
制作したマスターディスクを納品する辺りから広がる頭の片隅から離れないジクジクと落ち着かぬ気掛かりは、ようやく溶けて無くなるようです。
店舗によっては昨日既に販売を開始しているところもあるらしく、『希望のかけら』は無事お店に並んだコトを、ディスプレイを介し、遠くからニヤニヤと眺めておりました。
お手にとってくれた皆様。どうもありがとう。
落ち着かぬ日々でした。
音源が仕上がったら終了、とはならないもので。
商品が届いたら、これを今度は全国のレコード店に配送する倉庫に送る。
特典は別便で発送する。特典は次から次へと追加が決まる。嬉しいコトだ。
ツアースケジュールが決まる。
MVを撮影する。
告知情報を各方面に送信する。
全国版のCDを発売するのに何が一番大切かわかりました。
報告・連絡・相談。
そう、『ホウレンソウ』です。
これが一番大切です。
遠ざかったはずの社会人の基本スキルとこんなところで再会しました。
メールのレスポンススピードや書類の作成速度こそ、バンドが全国へ羽ばたくための翼だったのです。
斬新なアレンジや素晴らしいメロディなんか二の次三の次です。
レコーディングやミックスのクオリティなんか問題にすらなりません。
なぜって?音源をきかない人も関わるからです。それもたくさん。
いくつも工程が分かれてて、それぞれが細かく分業されてて。
その作業のひとつひとつに、パッケージされた中身は影響しないんだ。
でもそこは通過しなきゃならない。
なぜか。それを開けてくれる人の手に届けるためだ。
そういう意味で、
報告・連絡・相談。
社会的な営みに加担した誇らしさと後ろめたさが混在する中、
たくさんの人が関わるんだなぁ、とそのひとつひとつを想像するしかないくらい遠くの作業の進行に思いを馳せてですね、
最終的に、それらの流れに不安を抱かなくて済む今日を迎え、
安堵と共に感謝に行き着いたワケです。
どうもありがとうございます。たくさんの人の支えを受けて、我々は作品を発表するコトができました。
そして、その作品は、誰にも開けられずきかれないままだったらただのプラスチックの何かで、きく人が再生して初めて『音楽』と呼ばれるモノとして完成します。
そこまで人が関わっています。たくさんの人が。ありがとうございます。
流通に際しては二の次三の次とお話しました楽曲に関してですが、
制作時期には、中身のクオリティは私ができる最大限を、最優先で取り組みました。
別件の制作依頼は一旦ストップし、時々食事や睡眠、娯楽の誘惑に多少負けながらも取り組みました。
作詞・作曲・アレンジ・録音・編集・ミックス・マスタリング全工程に加え、今回はパッケージされた中身の印刷物も全て手掛けました。
毎回制作が終わるたびに、それなりに経験値を獲得し、
毎回「次はもっとスピーディかつスムーズにいける。」と思うのだけど、レベルアップして生まれた余力分を足しても何故か必要とされるエナジーは減るどころか増していく不思議。
制作中に逸したモノが、かたちの有る無しを問わずあったものだから、『なくした』に意識を奪われないように没頭する快感の元である制作作業がすぐ手元にあるのも幸いでした。
楽しいもしんどいも、いつもよりたくさん戯れながらつくった作品です。
そういう意味でもこれまでの作品とはまた違った思い入れがある一作です。ただ「全国版!イェー!」ってだけじゃなくて。
もちろん関わる人が増えて嬉しいお話が舞い込むたびに「全国版!ウェーイ!」ってなってるんだけどね。
希望のかけら。
届いたら嬉しいです。
Riverside Creature『希望のかけら』|amazon.co.jp

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