カテゴリー: ライブ

ひきがたりのひ

イベントをね。
やるんです。
弾き語りをする人たちを集めて。
僕が好き勝手できて楽しめることをやろうじゃないか、っていつぞやか一緒に飲んだ時に店長に言ってもらったのです。店長の粋な計らいです。
あんまり多くはやりません。今後の予定も展望もないのです。じゃあこんなことをやって意味はあるのかということも気にはなるけど、じゃあ意味のあることってなんなんだろうと思うと、店長と飲んでいた時のような「なんか、疲れちまいますね。」っていう感じになるから、やっぱりこういう日に行き着くんだと思います。

ひきがたりのひ。

僕が店長から「春にでもやろうやー」って連絡をもらったその日に連絡をした5人です。
運良くみんなスケジュールの折り合いが良かったらしく、僕はうれしかったです。

まずは。

村上雄太。

入間川が弾き語りのイベントをやる時には大概いてくれる気がします。
というか僕がライブハウスに行くと大概ゆうたに会える気がします。
なんかみたことあるけど話ができる感じじゃない風な線分で構成されているライブハウスという場所で僕が「おおう、」と声をかけられる人がいるというのはとても大きな出来事だと思います。

全く見知らぬ人で構成されている場所よりも、
薄ぼんやり顔が割れている場所でひとりでいる時の方が「あ、ひとりだ。」って実感しやすいだろ。
それをぶちやぶってくるのがバンドマンだ。こっちの都合なんかおかまいなしにブワーっとくる。
それはステージから放たれる音楽かもしれないし、バーカウンターの前の乾杯かもしれない。
バンドマンの数少ない美点を挙げるとすればそんな感じだ。空気を読まない。だからこちらの空気が良くない時なんかは。バンドマンは悪くない。
ゆうたはそんな感じだ。ブワーっとくる。というか酔っ払ってる。酔っ払ってよくわからない事を言ってくる。だがそれがいい。

僕はゆうたと話をした記憶は結構あるんだけど、何を話したかは覚えてない。
だから、本当にどうでもいいことしか話してないんだと思う。たぶんゆうたもそうだと思う。
損得か色恋かみたいなのでデロデロしてるライブハウスの狭いコミュニティの中だと、気楽になれる話題ってそういうのだから。バンドマンはラーメンの話くらいしかツイートしないでしょう。きっとそうでしょう。執着してる損得や渦巻いてる肉欲とかエゴとかのちょうど隙間らへんで人に見せても大丈夫な辺り。それがラーメンだからでしょう。

ゆうたとラーメンの話をしたことはたぶんないけど、なんかそういう、ラーメンの話みたいなふわっとした感じでぶつからなそうな空気があるような気がする。だからゆうたとまた一緒にやりたいんだと思う。要するにバトルモードな『対バン‼︎』というイベントじゃなくて、ふわっと、ひらがなで表記するような感じのイベントがやりたい時には村上雄太という男には声をかけたいわけなのです。
そんな村上雄太の歌をおききいただきましょう。YouTubeで検索すると彼のアカウントでライブ映像がたくさんでてくるんだけど、どれがイチオシなのかわかるようにしといてほしい。「ようこそ!まずはこちらをごらんください!」みたいなウェルカム感くれよ。15分の動画を全部チェックして回るのは骨が折れるぜ。再生ボタン押しても曲が再生されないものだから、彼が歌うバンド『camome.』のMV貼るよ。

斎田宙如。
poroでカッコイイ人。
ライブの熱量が半端ないしなんか俺がモヤっと悔しい感じの曲をつくる男。
去年弾き語りイベントをやった時に「またやろうな!」って店長に言ってもらった時から「次はサイダ、呼びたいです。」って宣言していたのでこの実現は嬉しい。結構長いこと、会ったらあいさつはするみたいな関係で時々ライブハウスで遭遇してた感じなんだけど、時を経た今も全然変わってなくて、正直お互い「ぶっちゃけよく知らないんだけど。。」みたいな感はあると思う。間違いなくあると思う。でもよく知らないんだけどイベントに呼びたいと思わしめるっていうのはそれはすごいことじゃあないかい。

初めてライブをみたとき、フロアからステージに飛んでくるヤジ?ガヤ?的なやつが別種のものだった。内輪っぽい空気で応答がなされるんだけど、部外者の俺もなんか楽しくなる空気。「この人、愛されてんなー。」ってすぐにわかって一緒に笑っちゃうような。部外者を許容する内輪感が自然にあって。これどうやんだろ?って思ったりして、愛されてんなーが前提だから、愛されなきゃならん、愛されよう、愛されよう?きっしょ。無理じゃん。ってな具合で僕は諦めたような記憶がうすぼんやりあります。

二、三言葉を交わして「また、飲みましょう!」みたいな短時間のコミュニケーションでもそんな空気が伝わるあれは一体なんなんでしょうね。空気。そればっかだな俺。うん、空気で選んでるみたいなところがあります。音楽じゃねーのかよみたいなアレもあることでしょうが、ほら、音って空気を伝わって僕らに届くじゃないですか。なんかそれっぽいこと言った風だけど書いてて俺もよくわからないけどね。

バンドでキレキレの歌とギターでお客さん喜ばせてるけども。けども。声と曲がもうアレだから是非とも弾き語ってほしかった。バンドの映像を貼っておこう。poroは検索にひっかかりにくくて困るぜ。MVもおもしろかったりして好きだけどライブハウスで撮ったガシャガシャのやつの方がサイダ感出ててカッコイイからこっちね。

YUCCI。
「ゆっち」と読むのでしょうけど僕はゆきえと呼ぶ。
知り合って間もない頃のライブの打ち上げで「ブス」と面と向かって言った直後にものすごい速さで顔面を殴られて以来僕はゆきえが大好きなんだけど、同じイベントに出ててもあんまりしゃべることはない。でもイベントに誘ってほしいし、誘いたい。そんな感じで今月の初めにもゆきえが歌うバンド『S.H.E』が主宰するイベントに僕は呼んでもらって歌いに行ったりした。僕は自分が好きにキャスティングしていい機会を与えられてゆきえに連絡した。でもたぶんこの日もあんまりしゃべらないんだと思う。

そうだ、ゆきえが、バンドリハーサルで利用するスタジオの店員さんだった頃があって。超エネルギッシュな髪の色してるのに、ダウナーなスタッフゆきえとたまにエンカウントすると地味に和んだりしたんだけど別に何を話すわけでもなくなんとなく「おおう、」とか言ってスタジオに入るうちにライブハウスでみかけても僕から声をかけてもいいんじゃないかということに勝手にしているわけです。

ゆるっとだるっと話すものだから「建前か?本音か?」とか「僕はこの人を持ち上げた方がいいんだろうか?」みたいなことを考えなくてよくて心地よい空気をつくるようなあれがあるんじゃないかと思う。バンドマンって空気を読まない。持ってる空気で楽にしてくれる。そういうあれがゆきえにあるような気がして、だから彼女は女の子に好かれるんじゃねーかなとか思う。打ち上げでブスとか言ったけど歌ってるとマジで別人なんじゃねーかと思う不思議体験をいつもする。こないだのライブの時はなんていい顔で笑うんだろうみたいな瞬間が端々にあって、もう打ち上げで右フックをもらうことはないのかもしれないと思うと少し寂しい気持ちになりました。
ひとりで弾き語りをするのはみたことないから出演オッケーもらえて本当によかった。
そんなゆきえが歌うバンド『S.H.E』のMVはこちら。

岡本まさき
まさきです。いつの間にかバンド活動を開始していました岡本まさき。
弾き語りで結構長い付き合いです岡本まさき。
僕は車の運転をする時は高確率で岡本まさきのソロ音源をききます。
そのうちちょっと真似して歌ってみて、ああ、やっぱりダメだ、ってなってまたききます。
岡本まさきの何がすごいって、酒気帯びなのにものすごいクオリティで歌うことです。
僕の記憶の中のまさきはいつもお酒を飲んでいて、たぶんライブハウスがオープンする前からもう飲んでいて、「いるみーん!」とか言いながら駆け寄ってくる陽気な姿です。いつもいつも陽気で可愛らしく、お酒を飲んでいない時はつぶされてしまいそうな何かがいつもいつもあるのではないのだろうか、人前に持ち出したりみられたくはない姿の自分を持っているのではなかろうか、と心配になるほど陽気です。

だから僕はまさきとわいわい騒ぐのはとても好きです。でも僕が飲み始める頃にはまさきはだいたい眠ってしまっているので、一緒にお酒を飲んだ、ということは実はあんまりないんじゃないかと思います。それでもなんか楽しいのです。お店の隅っこでまさきは眠っているので話をすることはなくても、そこにまさきがいると楽しい何かがテーブルの上に乗るような気がするのです。なんかそういうアレです。よくわからんけど。きいてみて。

百瀬あざみ。

ここまででおわかりのように僕だいたいの出演者とちゃんとしゃべったことなくてお互い好きな食べ物すらも知らなかったりするような感じなんだけど、百瀬さんはマジで面識しかない。「あ、百瀬さんだ。」って俺がわかるくらいのアレしかない。ライブハウスならセーフ。街中で見かけて「あ、百瀬さん!」って声かけたらアウト。絶対彼女はビクッとして間合いを広げていくと思う。「あ、すみませんおどろかせて。あの、以前我々の企画にお呼びさせていただいた、Riverside Creatureというバンドのメンバーの者です。入間川っていいます。」くらい言わなきゃダメな感じだと思ってた。その間にじりじり距離を詰めようものなら彼女は俺の自己紹介を聞かずに走って逃げてただろうと思う。でもそれでいいんだ。そういうセキュリティ意識を持っててよかったって、俺は安心して近くの自動販売機で缶コーヒーを買って、CMに出てくる「頑張っててカッコイイ男イメージ」の主人公になったような脳内設定で開けた缶を見つめて、「女に声かけて逃げられたよあいつ…」っていう通行人からの目線をやりすごそうと頑張るんだ。

でもハコとか店長の名前出せば大丈夫な感じにならないかなーなればいいなーっていう希望的観測の希望濃いめで声をかけて出演オッケーもらった時は嬉しかった。俺、街中でもあいさつして大丈夫なんじゃないか、って思えたよ。百瀬さんだけは空気じゃないんだ。空気じゃなしに声をかけた。あーもう少しきいていたいなーっていう声に出会った時のことを思い出して。ライブハウスの名前を借りて自分が好きな人に声かけていいよって、店長から言ってもらえたアレを利用して「じゃあ百瀬さんもいっていいすか?」っていう勢いで連絡したらオッケーだった。よかった。

「声が綺麗な女性ボーカル、知ってます。」っていう話の流れで方々で名前を出したりしてるからご存知かもわからんけど改めて映像貼りますね。

そんな人たちを呼んで、歌う日。
ひきがたりのひ。

■3月31日(木)
MOSAiC × 入間川幸成 presents
『ひきがたりのひ』
斎田宙如(poro) / 岡本まさき(popolomonica) / YUCCI(S.H.E) / 村上雄太(camome.) / 百瀬あざみ /
入間川幸成(Riverside Creature)
OP/18:00 ST/18:30 [前]\1000 [当]\1500 +2Drink(\1000)
※座席形式となります。

18:00 OPEN

1.    18:30-18:55村上雄太(camome.)
2.    19:00-19:25斎田宙如(poro)
3.    19:30-19:55 YUCCI(S.H.E)
4.    20:00-20:25岡本まさき(popolomonica)
5.    20:30-20:55百瀬あざみ
6.    21:00-21:25入間川幸成(Riverside Creature)

また見ぬ明日に願いを込めたい。

弾き語りをしてきまして。

良いイベントでした。
とても。
演者全員が声を揃えた『良かった。』に加えて店長森本アニキも『良かった。』と。
「ライブハウスってイイなぁってなるようなナイスなイベントやりましょうよおぉぉあいつら呼んでさあぁぁぁ」って酔って絡んだ甲斐があったというものです。
「企画してくれてありがとう!」みたいな礼儀正しいご挨拶をステージから何度もいただきましたが、お伝えしたように私がやったコトは『酔って絡んだ』コレだけです。
それがあんな良いイベントになるものですから、世界というのはわからないものです。
みにきた方がフロアに見渡すほど集まってくれたことも含めて、人が動くと結果は予想しがたいものです。良くも悪くも。この場合は良く。
「ただ入間川君、のまれてたで。」
そうなんです。
私のまれてたのです。
個人的には近年まれに見る程に浮き足立っておりまして、かつて岡本まさきや竹内直と弾き語りをやっていた頃のような『必死に空回ってる』状態に陥っていたようです。ひとりで立ったステージの結果を手放しで喜べない悔しさはもちろんあるのですが、「そういう入間川君久しぶりにみたわ」って店長が仰るように、私自身も懐かしい感覚にいまだ浸っております。
雰囲気にのまれるのも、己の全力以上を欲張ってしまうのも、余裕の無いステージで客席に無駄な緊張感を振りまくのも、彼らよりももっと、目を引くステージをやるためにまたやりたい、っていうのも。
そういうのも含めて、私にとって良い日になりました。のまれてましたけど必死に歌った5曲があの場できく人に喜んでもらえていることを願っています。
当日緊張し過ぎて早起きしちゃった私は、決まっていたセットリストを見直して、なんか違う、ってなってあと一曲、雰囲気が変わる一曲をつくるしかないんじゃないのか、いや、クオリティ重視で歌い慣れた曲にしとくべきだろう、おいおい『しとく』なんてイケてないセットリストの組み方しちゃうのかい?しちゃうのかい?それよりもつくっちゃうのかい?
みたいな葛藤の末、その朝つくった曲に差し替えるコトにしました。
そういう急な変更が可能なのも弾き語りの良い点だと思う。後悔はしてない。
エキサイティングな1日だったよ。
2015年1月27日
下北沢MOSAiC
『まだ見ぬ明日に願いを込めて』
曲目:
1. 平和の国行き特急列車
2. 消えゆくプレゼント
3. 繋いだ糸
4. まだ見ぬ明日に願いを込めて
5. アザーサイドクリーチャー

ひとりぼっち。

やあ。
弾き語りをするです。
ひとりでステージに立つのは2013年以来の出来事です。
夏イベントだったワケなのですけども、浴衣を着て弾き語りなんてコトはおそらく最初で最後の出来事だった事でしょう。
女の子が浴衣を着て現れたらそれは『褒めろ』の意です。
それは『止まれ』の標識よりも明らかなサインです。
違反者は罰金を取られても文句は言えません。褒めましょう。
私は女の子ではないので「サナトリウム」とか「結核」とかいう単語がライブハウスに飛び交っておりました。
あの日のコトは、今も懐かしく思い起こされます。
思えば、『筋トレ』という単語に強く反応しだすようになったのは、あの日を境にしてからかもしれません。その辺の記憶はもう定かではないのですが。
時を隔てて2015年1月27日。
会場は同じく下北沢MOSAiC。
「こんなメンツで弾き語りの企画あったら、イイなぁ。」
ってアルコールでふわふわした頭で言った絵空事を、
アニキ森本氏が実現に向けて動かしてくれました。
ありがとうアニキ。
そんなメンツは以下の通り。
▪︎竹内直
かつて、そうちょうど浴衣なんぞを着てステージに立っていた頃、
よく一緒に、ライブをやっていた男です。
最近は節目節目で顔を合わせるんだけど、なんかバタバタとしていてあまり話もできないのでこうして弾き語りのライブイベントで一緒になるのがとても嬉しい。ただしと弾き語りのイベントやってた頃の懐古から私の酒席のふわふわが始まったみたいなとこがあります。
この動画の歌ってる人です。

▪︎岡本まさき
素晴らしく綺麗な歌声だ。
動画は私が一番好きな曲『ボレロ』
この曲紹介を初めてきいた時に「コイツは頭おかしいんじゃないか?」っていう理由で好きになったんだけど曲を、歌をきいて私はこの男に大きな敬意を抱くようになりました。
今でも岡本まさきの弾き語りアルバムは私の移動中のフェイバリットディスクです。
細かく言うと、酒気帯びでも歌のクオリティが変わらない特殊能力も嫉妬の対象です。

▪︎村上雄太
ライブハウスや打ち上げで一緒にお酒を飲んでる事の方が雄太さんとは多いかもしれない疑惑。バンドや弾き語りと、活動ペース早くて絶対忙しいだろうと思っていただけに「でるからね!よろしくね!」ってきいた時には嬉しかった。『精力的な活動』というにふさわしい活躍を見せる村上雄太はホントどこでも見かける気がする。この動画で歌ってる人です。

▪︎大森一樹
かつてレトロフィッシュというバンドで、Riverside Creatureの企画に出てくれてお近づきになったのが、そのバンドで歌っていた大森君。
彼が歌ってる音源あるかなーって探したらレトロフィッシュのオーディオリーフが出てきた。これの『夕凪』って曲のメロディが素敵でおそるべきやつだなぁと思ったりしてました。
レトロフィッシュが解散する時に、上記の竹内サンが「レトロ解散するなら曲くれや。」って冗談ぽく言ってたけど、『夕凪』は俺もどっかで歌ってみたいなーって思ってます。
レトロフィッシュのオーディオリーフ

こんなメンツでお届けする夜。
Riverside Creatureの新譜にまつわるあれこれの作業の息抜きにつくった曲でもやろうかと考えています。
2015年1月27日(火)
MOSAiC presents
『まだ見ぬ明日に願いを込めて』
-出演-
入間川幸成 (Riverside Creature) / 岡本まさき / 村上雄太 (テトテ) / 大森一樹 (ex.レトロフィッシュ) / 竹内直
OP/18:30 ST/19:00 [前]\1000 [当]\1500 +2Drink(\1000)
※座席形式となります。

自主企画のお話。

バンドの企画イベントのお話。
バンドをやってる人達の間では、
「企画やります!!」
っていうと「おめでとう!」とか「がんばれよ!」みたいな暗黙の了解的スペシャル感が共有されるものなのです。なんとなく。
ですが、私はもう気付いています。
こんな日々を送る事でみえなくなっている事実を。
毎日バンドの事を考え、バンドの予定だけに、己の使えるライフを割いていく日々。
それ故に外せなくなってしまう色眼鏡。
『バンドやってないからそんなん知らんわ。』
これです。
この事実です。
圧倒的な大多数の人々はバンドなんかやってません。
そうです私はマイノリティ。
マイノリティはマイノリティらしく、分相応に。
わかりにくいものはわかりやすく伝える努力を、姿勢を示さねば発言を無視されても文句は言えますまい。
まずは企画イベントのスペシャル感からお伝えいたしましょう。
ひとつのバンドが、音楽のライブイベントをライブハウスで開催する、というコトです。
バンドを始めてライブハウスで定期的に演奏をするようになる活動し始めのバンド達は、基本的にライブハウスが企画するイベントに出演します。
右も左もわからず「バンド組んだし、練習もそこそこやってきてイイ感じになってきたからライブやるべ!」とか言ってライブハウスに「出たいです!」とかやるワケです。
だいたいのバンドは、よくわからないライブハウスのよくわからないイベントでよくわからないチケットノルマを負担させられる搾取の歴史を持っています。一晩で数万円飛んでいくような事もあります。
「出たいです!」とかやるからです。
バイトで稼いだマネーの大半や己の若さをここで吸い上げられてライブハウスの『歴史』の養分になり、うっかり手を出したファンへのノーヘルライディングで「俺、バンドやめるってよ。子供できたんだ。」なんてマイノリティを脱する結果になるのです。
そんな仄暗い不安の元となる搾取システムにおいてなんとか他のバンドを差し置いて奪われる側から奪う側に回るべく、
新しいアイディアを曲に込め、日々腕に磨きをかけつつ、枕営業も辞さない構えでライブハウス包囲網を抱き込み、バンドは成長していくのです。きっとそうです。
よくわからないイベントによくわからないままライフを使っていくとこんな事になるのです。
もちろんライブハウスが企画する素晴らしいイベントもあります。
というかちゃんと目を開けばそっちのが身の回りに増えていきます。
でも駆け出しの頃は結構やらかしたりしてた訳です。
私は高校生の頃から養分となってしまうミスをしでかしてましたから。
バンドやってる人はこういうのを知っているからでしょうね。
「自主企画やります。」
って言うと、
「やったね!」
ってなるのです。
悲惨な未来をつくってしまう悪いイベントを知ってるだけに。
文句があるなら自分で企画しなさいよ、と。
という突っ込みに応えられるようになったんだね、って。
経験豊富なバンドはきっと『よくわからないイベントによくわからないままライフを使わない』って思ってるので、出演するバンドを集めるにもそれなりに信用的なアレが要るでしょう。たぶん。
というワケでスペシャルなのです。
我々Riverside Creatureもスペシャルな自主企画を行えるようになりました、とこういうワケなのです。
12月に開催予定です。
『10年後 僕らはドコに残るかな』
というタイトル。
結構おそろしいタイトルを付けました。
刹那的に生きる人間が集まる場所だからこそ、このタイトルが良いのだと我ながら思います。
きっと自主企画のスペシャル感は伝わったハズなので、
今度は中身のお話をしよう。
このイベントは、
一晩の時間の中で、同じステージにいくつかのバンドが立つ、
というジョイントライブな形式で行われます。
出演するバンドは、我々Riverside Creatureがお招きしております。
というコトは、
我々のミュージックを好む、と思う人にとってはこのイベントで新しく好きな音楽に出会える可能性が高いというコトです。
我々のステージを楽しみにきてくれるみなさんに喜んでもらえるイベントにしようというコトで動いているので、そういうコトです。
音楽性が似通っている、というお話ではなく。
いや、そうかけ離れている訳でもないのだけども。
せっかくだから、
少しだけ紹介させていただく。

Inside of the door


今年に入って、お呼ばれした企画、これもバンド主体でつくられた企画だった確か。そこで一緒に出演したバンド。
最近だとギターボーカルのさわ君と弾き語りライブをご一緒したりしました。
彼の声は優しい。
あとたぶん中身が面白い人間なような気がするので、
お話するのが楽しみな人だと思ってます。
ライブのMCにも注目してみるとイイ。私と同じ印象を抱くハズだ。


アシタカラー

彼らも今年初めてお会いしたバンド。
あまり行く事の無い渋谷のライブハウスではじめましてをして、
こりゃあいいなぁって私は思いました。

今年は遠征で長距離を運転する機会が多かったのですが、
メンバー全員を降ろして、ひとりで運転して帰る時に、彼らのミュージックをきくコトがとても多いです。
疲れてるから癒されたい、でも癒され過ぎちゃいけない。家まで頑張らなきゃ。でも頑張り過ぎちゃいけない。無事に帰らなくちゃ。みたいな弱った頭が、それでも求める心地良さと刺激のバランス。彼らの作品の温度感が丁度いいのではなかろうかと思います。
The Sound’s Pierrer
春の旅で関西を回った時に、大阪ではじめましてをしたバンド。
京都のバンドだ。
その直後、サカエスプリングに出演していた彼らと偶然同じ会場で、名古屋でも再会したり。
我々と同じく、否、それ以上に活動範囲の広いバンドです。
京都のバンドなのに東京でワンマンショーとか開催する実力派です。
圧のあるサウンドとよく通るハイトーンボイス。
ライブみて圧倒されました私。
すげー声でるねーって話をしたら、ボーカルの彼はやっぱりライブ前のコンディションづくりするんだって。ちょっと真似できないわってな具合にストイックなプレイヤーでした。それだけしてつくり込むぐらいの思い入れを注ぎ込む作品ってのは、きいたら感じるモノがあると思う。

phonon
こちらは名古屋のバンド。
ああ、彼らも渋谷ではじめましてをしたバンドだ。
渋谷O-Crestによくお呼ばれしているみたい。そこで出会った。
彼らも、本拠地名古屋から遠く離れた東京で人気を集めるバンドで、
かなりスケジュールがつまってるのに出演快諾してくれました。
私も彼らのライブをみるのが楽しみな人間の一人です。

ちなみに彼らの作品は、歩行中にきくコトが多いです。
エソラ
もう二年ぐらい経つでしょうか、はじめましてをしてから。
それから頻繁にライブハウスで顔を合わせる、というワケでも無かったのに名前が挙がる彼らも実力派。
「自主企画やります。」「誰呼んだの?」って話で「エソラ!?マジで!?」っていう嬉しいリアクションがたくさんありました。

初めてライブみた時を今思い出していたのですが、
とても丁寧に描かれた下書きの無い水彩画みたいな印象を持ったような気がふとしたのですが、共感してくれる人はいませんかね。
綺麗です。我々が出演するイベントはあまり女性ボーカルのバンドが出演する機会が無いのでそういう意味でも注目です。
歌い出しの息を吸うブレスすら綺麗ですきっと。
ご覧の通りスペシャルな一晩を思い描いてこの日を迎えに歩んでおります。
この日に我々Riverside Creatureがお持ちする音源の準備も進めつつ。
さっきもいじってました。時間が経つのがとても早いです。
気付けばこんな時間です。
そんなスペシャル。
以上、自主企画イベントのお話でした。
12月6日(土)
下北沢MOSAiC
Riverside Creature企画
『10年後 僕らはドコに残るかな』
17時 開場
17時半 開演
チケット
前売:¥2,500 +1D
当日:¥2,800 +1D

ミナホ出るです。

悪くないお知らせです。
『MINAMI WHEEL 2014』
無事審査を通り、出演バンド群にご選出いただきました。
『ミナミホイール』とか『ミナホ』の呼称で親しまれているサーキットライブイベントです。
はい出ましたサーキットライブイベント。
「サーキットライブイベントとは何ぞ?」
という方には、
我々が春に出演した名古屋でのサーキットライブイベントの記事が役に立つかもしれません。
「ラーメン博のバンド版。それを街全体に拡大したやつ。」
みたいな事を言っていた気がします。
名古屋でのサーキットライブイベント『SAKAE-SPING 2014』に出演した時に、
「サカスプの出演は、バンドマンの履歴書に書けるレベル」
出典:杏仁クルーエル 五十嵐展洋
という表現を借りたのですが、
おそらくミナホもその類だと思われます。
ミナホの名前の方はバンド始めたばかりの頃からよくきいていたものだから。
ちなみに公式にはこんな説明がありました。
----------—以下引用-------------------------–
ミナミ全体の各ライヴハウスで三日間に300組ものアーティストが繰り広げる一大ショーケースライヴ。
興味のあるアーティストを探して、ライヴハウスをハシゴして、新しい才能・音楽と出会えるイベントです。
●まずHPで試聴したり写真を見て、気になるアーティストをチェックしよう
●お目当てのアーティストの出演時間をタイムテーブルでチェックしよう
●会場ルートをマップでチェックしよう
これでアナタも今年からMWフリーク!まるで音楽のバイキングや~
----------—引用ココまで-------------------------–
まるで音楽のバイキングや~(棒)
何をのたまうか。
言うなれば我々がヴァイキングですよ。
東から西へ通商・交易を求めて希望を胸に旅する職人集団ですよ。
Wikipedia『ヴァイキング』の項より引用)
三日間に渡り、ミナミという街を音楽好き達が練り歩くのです。
大いなる可能性と希望に満ちた旅路となるコトでしょう。たぶん。たぶんね。わからんけどね。
私は『ホイール』はなんとなくわかるのですが、
『ミナミ』は未だにいまいちよくわかっていないものですから、
これを機にググってみたらウィキペディア曰く、
『大阪府大阪市中央区と浪速区にまたがる繁華街の総称』
だそうです。
たしかに繁華街です。ちなみに何度も言っていますが心斎橋を歩く時に美女を見ない日はありません。それひとつとっても畏れ敬うべき街です。
あの賑やかなエリアを、ミナホのパスつけた人々が歩き回ってお祭りの様相、という都合の良いイメージを今思い描いているのですが、
実際はどうなのかわかりません。
今は駐車場の空きがあるかがとても心配です。
三日間で400組以上出演するものですから。
今数えたら、21会場での開催でした。
ミナミという繁華街エリアの21会場を目指して全国から集結する猛者達と駐車場を奪い合わねばならぬのです。
『なにわ』ナンバーの車に囲まれ、
駐車場難民になって一方通行ばかりの道路をウロウロせねばならぬ事態を今の私は一番恐れています。
出演ラインナップを眺めてみましょう。
ちなみにすごく長いです。知った名前があるかな?
きっとあるでしょう。
ちょいとパパーっとスクロールしてご覧なされ。
<11日(土)>
ARKS / I-RabBits / Against All Enemies / アシガルユース / 阿部芙蓉美 / 荒川ケンタウロス / アルカラ /
ARTEMA / アンテナ / 石崎ひゅーい / 井手綾香 / winnie / ウソツキ / 大村みさこ /
大森靖子&THEピンクトカレフ / 踊る!ディスコ室町 / 音×AiR / kainatsu / 片平里菜 / The Cackoo /
金木和也 / カネコアヤノ / カフカ / 神頼みレコード / Chameleon / カヨコ / ガガガSP / GAKU-MC /
GEEKS / GINNEZ-銀鼠- / QOOLAND / 空想委員会 / CREAM / 黒木渚 / 黒猫財閥 / Goodbye holiday /
KETTLES / GENSHOU -現象- / コアラモード / 今後ぎつね / コンテンポラリーな生活 / go!go!vanillas /
SATORI / 澤田かおり / The cold tommy / The Tam Tams / The BEG / THE RiCECOOKERS / shepherd /
SHIT HAPPENING / Jake stone garage / ジョゼ / ジラフポット / SKY-HI / ☆Skeleton panties☆ / Suzu /
SWANKY DANK / ソライアオ / 竹友あつき / TarO&JirO / たんこぶちん / 千晴 / Chapter line /
TWIN CROSS / テスラは泣かない。 / テツコ / 天才バンド / this is not a business / トミタショウゴ /
トライアンパサンディ / 戸渡陽太 / Draft King / ドラマチックアラスカ / DRINKPED / DOROTHY /
ナードマグネット / 中野清花 / 南壽あさ子 / Nudevain / 野上智子 / Half time Old /
ハウリングアンプリファー / 浜田 一平 / 浜端ヨウヘイ / Hello Sleepwalkers / BURNOUT SYNDROMES /
爆弾ジョニー / BUZZ THE BEARS / But by Fall / Balloon at dawn / BAND A / バンドごっこ /
PURPLE HUMPTY / Pulse Factory / パンパンの塔 / healah / ヒツジツキ / ヒトリエ / ヒトリルーム /
ヒラオコジョー・ザ・グループサウンズ / ビッケブランカ / ピロカルピン / FUZZY CONTROL / 風味堂 /
fox capture plan / 藤原さくら / 武装衝突 / Bryan Associates Club / buriki / ブリキオーケストラ /
BLAUER MONDAY / PRIMAL CURVE / プラグラムハッチ / Bentham / hotal light hill’s band / ホロ /
WHITE JAM / BOMI / ボールズ / ボヤケルズ / polly / ポタリ / ぽわん / 前田和亮 / marue /
Mrs. GREEN APPLE / 密会と耳鳴り / ミナワ / みるきーうぇい / 蟲ふるう夜に / 廻猫 / MELLOWSHiP /
モハメド / 山崎あおい / UL / ゆいだいき / ユナイテッドモンモンサン / ユビキタス / 夜の本気ダンス /
夜ハ短シ / ラックライフ / LAMP IN TERREN / Rhycol. / RINO / Rei / ワタナベマユ / onelifecrew
<12日(日)>
愛はズボーン / アイボリック / 赤色のグリッター / アサミサエ / アダチケンゴ / Another Story /
或る感覚 / the unknown forecast / the equal lights / 伊東歌詞太郎 / 伊禮恵 / 印象派 / 植田真梨恵 /
打首獄門同好会 / 宇宙まお / Age Factory / Any / ENTHRALLS / OGRE YOU ASSHOLE / オカダユータ /
小川エリ / オトワラシ / Official髭男dism / 限りなく透明な果実 / カラスは真っ白 / 河内REDS / 感覚ピエロ /
神田莉緒香 / KIDS / CURIO / KING BROTHERS / GIMMICK_SCULT / ギャーギャーズ / Qaijff / CHROTO /
CROMARTY / GOODWARP / GOOD BYE APRIL / グッバイフジヤマ / grassbird / GRIKO /
Keseran Pasaran. / 激団モンゴイカ / 恋する円盤 / コロボックルズ / 最悪な少年 / Sound Schedule /
sacra / 笹木ヘンドリクス / 佐々木萌 / The Somedays / The Curling / The Cheserasera /
THE GAME SHOP / ザ・チャレンジ / THE TEENAGE KISSERS / The fin. / The Flickers /
ザ・マスミサイル / The LaQ / Sea Child / She Her Her Hers / 志磨参兄弟 / chouchou merged syrups. /
Schroeder-Headz / シンガロンパレード / THE ORAL CIGARETTES / Jump the Lights / ZILCONIA /
スーダラ少年 / 水上カルビ / Swimy / 水曜日のカンパネラ / Scars Borough / Sleepyhead Jaimie /
セックスマシーン / 石鹸屋 / Cettia / soulkids / そこに鳴る / ソライロシマウマ / TAMTAM / tayuta /
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Dr.DOWNER / Drop’s / NaturaL Place / nano an aperture / 鳴ル銅鑼 / 2gMONKEYZ / にこいち /
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Bob is Sick / まちぶせ / MILKBAR / 陸奥守JAPAN / メロウデュ / Moccobond / momo / mol-74 /
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LUI◇FRONTiC◆松隈JAPAN / Rails-Tereo / LEGO BIG MORL / レジオキング / LOTH /
The Wisely Brothers / 惑星アブノーマル / wacci
<13日(月・祝)>
ircle / ill hiss clover / Axis / 1000say / アザヤイタ / asobius / AshAMBER / a DROP OF JOKER / Anny /
雨のパレード / ARIA / ANGRY FROG REBIRTH / アンダーグラフ / 市川セカイBAND / イツエ /
井乃頭蓄音団 / 今村モータース / indigo la End / In 197666 / waybee / WAR-ED / WOMCADOLE /
内村イタル&musasaviband / uchuu, / ウルトラタワー / 80KIDZ / おおたえみり / オズ / (M)otocompo /
Orca Shore / ORESKABAND / 彼女 in the display / KAMAMOTOMIKA / カミナリグモ / 鴉 / kareiro /
楽団 象のダンス / キュウソネコカミ / 桐嶋ノドカ / CoolRunnings / クウチュウ戦 / Xmas Eileen /
クロナガス / クロノスタシス / gugaguga / Glider / GLIM SPANKY / ケトル / ココロオークション /
小玉哲也 / 小南泰葉 / komodo Inc. / The Sound’s Pierrer / Saku / さしすせそズ / Suck a Stew Dry /
さよなら、また今度ね / 皿 / SUNDAYS / The Kapranos / the coopeez / the twenties /
THE TON-UP MOTORS / THE NAMPA BOYS / 挫・人間 / THE PINBALLS / THE BOYS&GIRLS /
ザ・ラヂオカセッツ / THEラブ人間 / CJ Li / SHE’S / シギ / Shiggy Jr. / しなまゆ / シナリオアート /
「少女Aの考察、」 / JELLYFiSH FLOWER’S / 城領明子 / SUPER BEAVER / 杉恵ゆりか / SWANKY DOGS /
SETUNACREWS / SEBASTIAN X / 絶景クジラ / SOIL&”PIMP”SESSIONS / soratobiwo / Chelsy / Chima /
チャラン・ポ・ランタン / DENIMS / tricot / Droog / NakamuraEmi / NECOKICKS / HOWL BE QUIET /
花柄ランタン / Hanah Spring × 韻シストBAND / BARBARS / BACK LIFT /
ヒトリバンケットと宴ガールズ / ひまり / FABLED NUMBER / 04 Limited Sazabys / フジタユウスケ /
浮遊スル猫 / FLiP / フレデリック / BLADSPENCER / BRADIO / HOLIDAYS OF SEVENTEEN / MAMADRIVE /
MAGIC FEELING / Mississippi Duck Festival / ミソッカス / 見田村千晴 / Made in Asia / モアドモア /
モルグモルマルモ / 夜行性のドビュッシーズ / 夜明ケマエ / Large House Satisfaction /
Riverside Creature / ルルルルズ / レムチャップ / ROTTENGRAFFTY / 忘れらんねえよ
錚々たる面々であります。
選出していただいたり、声援いただいたご恩に恥じない振る舞いを心掛けます。
10月13日。祝日。
西に旅をして参ります。