カテゴリー: つくり話

俺のクラスメート。卒アルには載ってないけど。

ふとね、思ったのよ。
忍。
なんか抱きしめてしまいたくなるような、
そんな言葉じゃない?
意味はさ、
こらえるとか、
隠すって感じでしょ。
この時点で切ない。
もっと自信持って。
出してもいいんだよ。ってそのコの前ではイイ人ぶりたくなる。
そしてこの容姿である。
心の上に刃乗ってっかんね。
お前あぶねーよみたいな。
刃心で支えんな的な。
そんな大事なモンじゃなくても他にもっと適当なのあるでしょうよ。
でも、
心は切れてないままその姿は成立してんのね。
っていうかさせてんのね忍は。
いや実は痛いでしょ?
でも頑張ってんの?
引くよね。
だってさ、
心の上に刃乗ってっかんね。
じゃあなんでみんなを遠ざけてまでそんなコトしてんの?
って知りたくなるじゃん。
お前そんなんして何こらえて隠してんの。ってさ。
動いちゃったら。
明かしちゃったら、
大変な事になんの?
誰にも刃が当たらないように自分の心で支えちゃったりしてんの?
とか思わせる姿じゃね。
忍。
泣ける程に愛おし。
たぶん髪は短いな。
華奢な体つきで、
そして目つきはよくない。
当然人当たりもよくない。
制服のサイズは合ってない。
でもクラスメートの中には、
このコの隠れファンは多いハズ。
このコの内側を見せてもらえる特別が、
密かに欲しい男子とか、
気になって目が離せないけど目が合った瞬間あわてて逸らす男子とかたくさんいるな。
っていう妄想。
やたら都合のイイ芯のある美しい姿を妄想したけど、
仮にその刃が人に向けるモンだったとしても、
ハッキリとした思想に支えられたそれなら、
突き刺されても恨んだりはしなそうじゃね。
その内訳が全くわからなくても。
「なんとあっぱれな一撃…。」
とか言いながらその場に崩れそうだよね。
人に傷つけられる事があったとしたら、
そんな、心で支えられた殺傷力という名の価値ある一撃が望ましいと思うんだ。
場当たりの悪意なんかよりずっと。
すっげー痛そうだけどな。
たぶん泣いちゃうな。
だからそんな痛いのを誰かの為に、
自分の心の上に据えたままにみえる、
『忍ちゃん』を抱きしめたくなってしまうのですよ。
でも手差し伸べてもこっちが痛い目みちゃうんだよきっと。
そこらへんも忍的には痛いところなんだよきっと。
うん。
しんどくなったら呟くコトにしよう。
「しのぶ」
っつって。
あのコに比べたらこんなん全然じゃないすかってな具合にイイ感じに意識のすり替えができるような気がね、しませんかコレ。
女性の方は、
『忍君』でいきましょう。
律儀に試してくれて、
俺の残念な妄想が役に立つ時が訪れたら。
2スニッカーズな。頼むぜ。
あと、もしもそんな忍みたいなやつが現実に周りにいたら、
そっとしといてあげような。
忍的にはそれを意図してるだろうからな。
それでも、どうしても側にいたいっつー、
ドMなアナタ。
それはもう近くに寄り添って一緒に堪えましょう。
隣で堪えてたら、ふたりでひとつになれるよきっと。
堪忍っつってね。

たぶん料理ってこんな感じゃねーのかと思う。

昔、食事をお供させてもらった方から、
「おいしく作ってあるモノがおいしいうちに手をつけないって何なの!?」
的なコトを言われた事があるんだけどさ。
正論でしかないと思う。
提供する側にとってもされる側にとっても一番ハッピーが大きいポイントだからな。
こう、食べてもらう人のハッピーが、ひとさじでも増えるように、素材の調達から下拵え加工味付け盛り付けなんかを試行錯誤した経験も交えてさらにあれこれ手を加えたりしてさ。
もうだんだん何がイイのかわからなくなってきて味見してもらいたいとか思うんだけど、
それじゃあ意味ねぇよ!!
一口目の衝撃なくなるじゃねーか!!
っつってまた袖をまくったりしてさ。
来たるべき瞬間の最悪の場合と最高の想像が、
交互に飽和気味の思考に加わったりなんかして。
もちろん、
「料理ヘタよなーw」
とか思われたくねぇっていう意地なんかも手伝って、少しずつ料理ができていく。
そらイイ瞬間にベストをいただかなきゃですよね。
料理してる最中ってすげードキドキぐるぐるするんだな。
まるで恋のようではありませんか。
恋をきっかけに料理なんかした日にゃあ、恋に恋を掛け合わせてるようなモンですよ。
惚れすぎ注意。
まぁ、
俺料理しないからわからないんだけどな。
ちょっと想像してみただけさ。
料理できる人は俺が知らないドキドキとぐるぐるを知ってるんだろなぁ。
おなかすいた。

見渡す限りの嘘がある。

メールとかさ。
ブログとかにさ。
あったらイイなぁ、っていう機能があるんだわ。
『編集履歴表示機能』
ケータイにこんなメールが一通入ったとします。
仮にね。
件名:Re2:Re2:Re2:Re2:Re2:Re2:Re2:Re2:
本文:
もういいよ。
本文編集画面に切り替わってからの時間とか。
何行も何行も文章を重ねて、
ちょっと消して、言葉を置き換えて、
変換と無変換をいじって。
しばらくそのまま。
そしたらデリートボタンがゆっくりゆっくり押されて、
一番最初のスペースまで戻って来てさ。
一言だけものすごい早さで打ち込まれる。
何秒かカーソルが点滅を続けた後に、
句点が打たれる。
そんな編集履歴。
メールをつくった人にしかわからない事で、
というより、メールをつくった人ですら多分意識してない事。
誰にも知られないまま消えていくそんな情報。
これをね。
メールを受け取った人がこっそりわかっちゃう機能。
受け取る側としてはすっごいほしいでしょ。
逆に自分がメール送る時に、そんなのあったらさ。
すっごい困っちゃうでしょ?
だからさ。
だからとてもとても欲しいのさ。
悪趣味でしょ?へへ。
最初に言いたかった事。
それを言葉にしてる途中に辿った思考過程。
一瞬で曲がっちゃった結論。
悲劇的な一言の裏に、存在したかもしれない希望。
そういうの。
そういうのを見せてくれる機能。
すっごい欲しいのさ。
実は頭の中に入ってるような気もするんだけどさ。
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