意味など無い。

登場人物の言動や、会話で進行していく物語に突然挟まる情景描写のひとつひとつが、
どれもこれも伏線に思えてきて、
「おいおい、なんだよこれからどんだけ俺をスカッとさせたりビビっとさせたりしにくるつもりだよ…。」
なんて読み進めていくんだけど、ふんだんにあると思ってた宝箱がどれもこれも空だったどころか宝箱ですらなかったとわかるのは、読み終えた時っていう。
ストーリーの展開に特に影響を及ぼさないにしろ、人物の造形とかに関わるだろうから裏切られた気になるのもおかしいのはわかってる。
そもそも文章のひとつひとつを伏線だと思って全ての回収を期待するなんて読み方が無茶なのは当然なんだけど。
返ってくると考える方が難しい期待を抱いてページを繰る自分にちょっと残念な気持ちになる。
108円の文庫本一冊にすら。
いわんや周囲のリアリティをや。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。