夏休みの時節。

普段に覚えない感覚に触れるを好む。

いつもは食べない物だったり、触れない物だったり、見れない物だったり。

心地よい物であれば尚良い。でも多少不快な感覚でも、初めて食べる虫とかだったら後で人に話して面白がれるからそういうのも楽しむ。

楽器を鳴らせる場所で、馴染みの無い楽器を鳴らしてみたり。
お香が並ぶ店で片っ端から見本を香ってみたり。
初めて目にする野菜の下拵えをしてみたり。

寸前まで抱いてたなんとなくの予想がもう楽しい上に、
「おおお、そうくるか!」みたいな意外からの一突きなんかがね、自分の気分をとても良く上げてくれる。

夏休みの時節と言ったらね。五感を揺さぶる体験だよね、っていう。