仕事ができる人の好きな食べ物は焼肉。

好きな食べ物は?

と、問われて。

「リンゴか、バナナをよく食べます」

みたいなことを言ってた。

間違いだった。間違い? 不足だった。

「好きな食べ物は?」

へのベストアンサーは。

「焼き肉です。」

これ。

コミュニケーションが広がる回答。良いお店あるんで一緒に行きましょう、ってできるしさ。肉を食べられる状態まで持っていく作業込みでコミュニケーションを取りつつ、気遣い怠りませんよ私、っていう言外の自己紹介ができる機会。うまいものを一緒に囲んで作業を共にするのは仲良くなりやすいからね。

大人の間にはこういう何かが回ってる。

それを逸していた。

算数の例題のごとくくだものとか、その時食べたいものを好きに答えてた。いや、それで全然いいんだけどね。質問に対しての答えを返してるから。いきなり食器の話おっかぶせる、みたいな状況に比べたら平和。

ただ「ああ、此奴は仕事ができないんだろうな」

って思われてたのかなっていう。

コミュニケーションのきっかけとしての質問。

好きな食べ物を問われたら。

ただ、自分の好きな食べ物を答えるだけじゃなくて、相手との関係を広げていく意思がありますよ!楽しみですね!!っていうメッセージも織り込んで応じてこその大人なのであろう。

逆に「リンゴです。」は、やんわり距離を取るのにちょうどいい返答かも?
どうだろうな。

その後の会食の予定に繋がる回答。

その上で現状の空気の最適化。

考慮配慮は足りてるか?

色々丁度いいのを考えると、焼き肉なんだろうな、って。焼肉うまいしさ。

良い感じに焼いた肉。うん。