アイスキャンディとマフィア映画。

真夏日を超えて猛暑日と呼ばれる気温になるとアイスクリームよりアイスキャンディの方が売れる、みたいな話。
「暑い日にアイスが食べたい。」っていう欲求には、暑いから体温下げるために冷たい食べ物が食べたいっていう生理的な欲求があって、その上に慣習的なものがコーティングされてる。
暑い日には家族や友人とアイスを食べてきた過去の経験から、それを想起させる条件が整うと、経験をまたトレースしたくなる。
アイスを知らぬまま育った人は、暑い時には「氷水が飲みたい」とかになるんじゃないかしら。

マフィアが暴力を行使しまくる映画のような、バイオレンス色強めのフィクションがみたいな、って思った時に。
なぜそう思ったのか、って。これにも根源的な欲求があるのかしら。「残虐なシーンを安全な場所から眺めていたい」みたいな。
その上に、作り話に作り物と演じる人たちをパッケージにして、人間の根源的なバイオレンス欲求を平和的にクリアにする慣習的なものを求める欲求。どうだろうね。