傘が無いのでもう濡れる。

とか。日陰の地面にべたーって横たわっちゃう冷感。終電を諦めた瞬間の開放感に似てる。

服を濡らすまいと控えめに繰り返すヒットアンドアウェイがめんどくさくなって服を脱いで始める風呂掃除にも。

「もういいか。」ってドカッと腰を据えて取り組み始める小気味良さが、そこからの時間を結構有意義にしてくれるっていうのを思うんだけど、これはその「もういいか。」の前のまごついてる細かい煩わしさみたいなものをじわじわと感じた上に成り立つもののような気もする。

煮詰まったら、大幅にスタイルチェンジ、っていうお話。