固定配置であぶり出し。

冬には6分半だった。今は6分。
いい感じのゆで卵になるまでの時間。

同じ時間帯に同じ個数。
卵のサイズと水の量の誤差はあるけど、使う道具とか、他の条件を固定しておけば、
最適な時間をズラしながら探しやすい。

手順とか、リズムとか、サイクルとか。
固定のものを配置しておくと、変化に気づきやすくなるよね。

作業単位の手順、1日単位のルーティーン、週単位月単位のスケジュール、季節単位のパターン、年単位のサイクル。
新しいものを加える余地とか、外すものを吟味するのに、
固定の様式が役に立つ。

日毎1回目の食事に卵2個。この固定の様式に「茹で」か「焼き」かの選択とか、味付けを試して見つけた「片面焼きに塩胡椒とタバスコ」という刺激的な組み合わせ。
これは固定の様式が無かったら見つけられなかった。
定点観測的な態度が新しい発見の土壌になるっていうお話。