想定の範囲の外。

今、自分がやっていること。
一年前の自分が思いもしなかったことだ。

っていうのを時々思う。

最近だと、数ヶ月に渡って木を切り刻んでるのは、去年の今頃は考えもしなかったなぁ。って。
ちょっと前だとドラム叩き始めたのとか。

これは、いつも新しい何かが自分のライフに流れ込んできているっていう、
前向きな捉え方と、
私は未来のことを考えなさすぎなのか?というちょっとした疑問が生じる。

とは言いつつも、一年後の予想とかはしてたのよ。去年。
その前も、その前も、ずっと、一年くらいの範囲だったらぼんやり「こうだろうなぁ。」とか「こうしたいなぁ。」みたいなのはあってさ。新年の抱負、みたいなのみんなやるじゃん。だからきっと人並みにはあると思うんだよね。

それらの予想が、結構容易く消えていくっていうね。
「潰れる」とか「ダメになる」っていう意味じゃなくて、たとえばやりたいことだったら、興味の方向が違うものに置き換わったり。ふと、新しく始めてみたことがかなり自然に、生活の真ん中らへんに収まったりとかね。
あとは、予想してたこととは方向が違いすぎてただけっていうのもある。
だいたい、仕事とか健康とか、大きいジャンルに関しての予想がメインだからね。ノーマークだった他の時間の使い方が、予想しない方向から大きいジャンルに取って代わったりとかね。

だから、予想とか期待はかなり曖昧だよな、って「去年の今頃は考えもしなかったなぁ。」の度に感じるっていう。
かと言って抱負を掲げたり、予想を並べたり、期待を浮かべたりっていうのが意味が無いっていうお話じゃあないんだ。「思いも寄らなかったなぁ。」は、思ってたものがないと成立しないからね。過去に想定した事実も含めて、全然かすりもしなかった現在に繋がる要素だって思うことにした方が、なんか悔しくないよな。っていう。