リストは何度も眺めてメンテナンスしてるといい感じになるお話。

お買い物リスト、タスクリスト、to doリスト、ウィッシュリスト、プレイリストとか。
過去の自分の呼び鈴的にも、未来の自分へのお願い的にも使うリストたち。

試験前の単語帳のごとく、頻繁にチラチラ眺めて、開いては閉じて開いては閉じて、って繰り返してると。

「これはもういらないんじゃないか?」
っていうのが見つかる。

直近だと買い物リストの「ポッカレモン」が外れた。
最近味も油も濃いものが食べたいなって思ってて、レモン汁垂らしつつ日々ハイカロリーに食事を取ろうと思ってたんだけど、今の気分と照らし合わせて「そうでもないな。」ってなって外れた。

書いた時とは気が変わって外れる、これはよく起こる。
「いやぁ、すぐじゃないけど一応まだ残しとこう。」くらいの温度になってることは、さらに頻繁に起きてる。
「あ、この温度は後々外れるやつだから今外そう。」みたいな自分なりの線引き的なものも見つかるようになる。
そういう自分の変化に目を向けるのにも役立つリストのメンテナンス。

タスクリストも、タスクAを進めていく中で、タスクCはやらなくても大丈夫なことがわかった、みたいなことがあったりする。リストに書いてる時にあれもこれもとやる気出して未来に託しがちな過去の自分よ。

過去にね、営業という名の無差別電話マンをやってた時に、電話をかける先の企業名と電話番号が並んでる表を「アタックリスト」って呼んでてさ。
片っ端から電話を掛けながら、調べた内容、もらった情報とか手応えなんかを加えていくのね。
それでさらに良いリストになるようにメンテナンスしていく。あ、良いリストっていうのは、電話をかける側の会社の都合的な意味でね。もちろん、提供するサービスに喜んでくれたら電話を受ける相手にとっても良いリストなんだけど、それはその時点じゃわからないからさ。

そんな感じで、リストはメンテナンス。っていうのを自分の個人的なリストにも適用しつつ、さらにその頻度を上げていったらいい感じになった、っていうお話。
リストをチラ見してる時に、新しい項目を閃いた時も気持ちいい。

「リスト」と「メンテナンス」は最近のマイブーム単語。

リストの「修正」って言うと、この『正』っていう漢字の存在感で、現行のリストに至らない何かがあるような感じに思えてくるからさ。そんなことはないぞ。これを時点では自分的に良いリストだったんだろ?っていう自分へのエール込みで、
「ある時点で良い状態だったリストを、もっと現状に即した良いものに手を加える」というイメージの「メンテナンス」という言葉を用いる。

リストをメンテナンスしてる時にふと自分というものが違う角度から見えるような気がする。これがなかなかに心地良い。
あとウィッシュリストを眺めてニヤニヤするのも楽しいしな。そういう時間は多い方が良い。
っていうね。