新しいソフトとか、シンセ触る時に。押せるボタン全部押して、回せるツマミを全部回す。よくわからぬままいじって、反応を眺める。これをやると、取り扱いに慣れるのが早くなる。気がする。体感的に。 初めての場所にやってきた時に、み...
『友達』に、落ち着きの良い据えどころができた。
「友達」という言葉を口に出すことが、あまり多くない。友達について話をする機会が無いのも理由の一つ。でもそれよりやや比率の高い理由が、「友達」という言葉の使い方に少し気を遣わなきゃいけない気がするから。 この言葉は、あまり...
探し当てる、気持ちの良い音。
音の良し悪しは、状況とか組み合わせとか、場所、時代、その時の気分によって変わる。 故に。絶対的に究極に完全な『良い音』というものがトップオブトップに不動で鎮座していることはない。だから、その時代その日その夜の最高の音をつ...
散らかす快感。
作業の工程が進むほど、作業スペースが散らかっていく。キッチン然り、デスクトップ然り、プロジェクトファイル然り。 料理の名人は、作りながら片付けながら、作る様もサービスの要素の一つで、片付ける所作もその一部のように無駄がな...
壁の中。
壁の中で何かが動く音がする。実際に壁の中に何かがいて動いていも、何もいなくても気味が悪い、聞こえてしまったら負けな音。
ヤモリの足。
ヤモリの足には何かが付いてる。何かはわからないが、何かが。 彼らは壁の上を自在に動き回る。地面を這っている水平方向よりも、壁に張り付いてる垂直方向の姿ばかり目にする。 その垂直方向の移動を可能にする、壁に張り付くための何...
自分のキャパを知る行為は、キャパを広げる行為に等しい。
「自分のキャパを知っておくといいよ。」 合法的にお酒を飲めるか飲めないかくらいの時期に、いただくアドバイス。一足先に社会に出ていた、否、私が一足以上遅れて社会に出ずに本とか読んでダラダラしてたので、真っ当に社会に出ていた...
ハンマーの使い手。
ハンマーで木とか金属をカンカン叩き続ける作業をすると。耳栓をしててもしばらく耳鳴りが残る。試しに耳栓を外して一発振り下ろしてみて「おお、こんなに。」って遮音時とのギャップを確かめたり。やっぱり、アンプラグドで一番音量出せ...
思考の泡。
人が1日に思考する回数が、数万回だったか数十万回だったか。「そんなに?」って思うくらい多いんだよっていう説を見た覚えがある。 何を1回の思考としてカウントするのかによるとは思うけど、この回数だと、洗い物をしながら指を動か...
コーヒーの粉。
コーヒーの粉。買ってきたばかりの袋を開封して補充した後の一杯目。前日の、缶の底に残ってた粉から抽出した最後の一杯と最も差が出るこのタイミングをよく好む。 一応密閉された缶に保管されてても、劣化するものだなぁ、って毎回思う...