それは狭さか、それとも広さか。
「これは変だと思う」 「それは許せない」 みたいな物事、誰しもあると思う。 小さいのだとピザの上に乗ってるパイナップルとか、大きいのだとクジラを食する文化の是非とか。 寛容さは人としての器の大きさと同一視されることが多い...
「これは変だと思う」 「それは許せない」 みたいな物事、誰しもあると思う。 小さいのだとピザの上に乗ってるパイナップルとか、大きいのだとクジラを食する文化の是非とか。 寛容さは人としての器の大きさと同一視されることが多い...
とか。日陰の地面にべたーって横たわっちゃう冷感。終電を諦めた瞬間の開放感に似てる。 服を濡らすまいと控えめに繰り返すヒットアンドアウェイがめんどくさくなって服を脱いで始める風呂掃除にも。 「もういいか。」ってドカッと腰を...
たった数十日前まで「明るい日差しと入道雲、蚊取り線香の匂いにひぐらしの鳴き声。夏が待ち遠しいなぁ。」って確かに思ってたはずなのに、いざ猛暑日を迎えるとスカッと晴れようが雲が高かろうが、ただただ早くこの高温多湿の不快感を通...
通りから見える庭の隅っこに、犬小屋があった。古いけど、汚くはない。草の処理や植木の剪定が丁寧に施された庭。置いてあるのは犬小屋だけ。 本来の役目を終えてからだいぶ時間が経ってるみたいだった。 物の役割が変わって存在する例...
3Dのドラえもん映画だと。タケコプターを装着して飛んでる姿を見るとこわい。回転するプロペラとか真下で風を受ける髪の揺れの表現が細かく描かれてるから。ドラえもんに現実の物理法則を持ち込むのは野暮だけど、2Dアニメでは意識に...
何年もの間、幾度となく時間を見ていた置き時計の秒針の色が薄緑だということに気付いた。ちょっとした驚きと感動。よく今まで無視してこれたな。いや、目には入ってたから無視ではない。無認識?長かった。見えているのに気付いてない。...
人の話を聞いている時に。関係ない事が頭の中で走り出したり組み上がったりすること。 その人の話が退屈だから思考が遊び始めるっていうパターンと。 逆に話の内容に、選ばれている言葉に、話している間の相手の挙動に、スパークが起こ...
ミョウガは地面に生える。茎や葉が長く伸びた根元に。ミョウガの花は、地面から数センチ生えた、そのミョウガの頭のてっぺんに咲く。長く伸びた茎や葉に陽が遮られた暗い地表に白い花。薄くて小さくて、だいたい気付いたらぐったりしてる...
願掛けの習慣断ち。習慣を突然断つと、元々存在していたタイミングで都度手が、もしくは足が止まる。 たとえば机の上に置いていたタバコの位置の上を、こう、手がスカスカ空振りして、 「ああ、もう無いんだった。」 っていちいち確認...
普段に覚えない感覚に触れるを好む。 いつもは食べない物だったり、触れない物だったり、見れない物だったり。 心地よい物であれば尚良い。でも多少不快な感覚でも、初めて食べる虫とかだったら後で人に話して面白がれるからそういうの...